人工甘味料は食べても大丈夫なのか?

画像の説明

ファスティングをされる方からよくある質問が、

「人工甘味料は食べても大丈夫ですか?」

という質問です。

まずは人工甘味料のメリットを箇条書きします。

 ・カロリーゼロ

 ・食べても血糖値が上がらない

 ・砂糖の200倍以上の甘味がある

 ・大量生産できる為、安い

これだけ見ると良い事だらけな気もしますが、実はデメリットもあります。

糖分が体内に入ってくると血糖値が上がります。すると膵臓からインスリンが分泌されて血糖値を下げるのですが、人工甘味料を摂ると、そのインスリンの分泌がされにくくなったという研究報告もあります。

という事は、普段の食事でも血糖値は上がりますから、血糖値が下がりにくくなるという事は、糖尿病になるリスクが高くなるという事です。

これを「耐糖能異常」と言いますが、太らないため、または血糖値を上げないために人工甘味料を摂っていたとしても、逆に血糖コントロールがしにくい体になるというリスクがあるわけですね。

しかも、2020年に法改正があり、人工甘味料の表記をしないようになりました。

それまでは「人工甘味料」「合成甘味料」と表記されていたのが、「甘味料」とだけ表記するようになったので、どの成分が入っているのか見分けづらくなりました。

リスクのあるものも無いものも一緒くたに表記されているわけですね。

となると、消費者である私たちが賢くなるしかありません。

なるべく避けたい人工甘味料はコチラ↓

・アステルパーム
・アセスルファムカリウム
・スクラロース
・サッカリン
・ネオテーム

安全な人工甘味料↓

・キシリトール
・トレハロース

あと、ラカントの成分として使われている「エリスリトール」ですが、こちらは2023年の研究報告で、大量摂取した場合、血栓ができやすくなり、心臓発作のリスクが上昇すると発表がありました。

たまに使用するだけなら問題はなさそうですが、摂りすぎにはご注意ください。

コメント


認証コード8907

コメントは管理者の承認後に表示されます。