ファスティング1〜2日目に起こる変化

インスタ ファスティングの仕組み

ダイエット目的でファスティングを行う方も多いかと思いますが、実はファスティングってそれだけじゃないんです。

食べないので当然痩せるわけなんですが、体の中では色々な変化が起きています。

今回はファスティングを始めて1日目と2日目に起こる変化をお伝えしていきます。

肝臓の糖質をエネルギーに変換

体 イラスト

断食を始めると、エネルギーとなる栄養が入ってこないわけですから、体にあるものを使ってエネルギーを生み出そうとします。

まず体に起こるのが、肝臓に蓄えられているグリコーゲンという糖質をエネルギーに変えようとします。

そして、体内のグリコーゲンが枯渇してくると、今度は脂肪をエネルギーに変えようとするわけですね。個人差はありますが、大体1日〜2日かけてグリコーゲンが消費されていきます。

3日目になると、今度はグリコーゲンの代わりに脂肪燃焼が始まるので、痩せる体質になるというわけです。

成長ホルモンが分泌される

空腹状態が続くと、成長ホルモンが分泌されるようになります。

目安は、お腹がグーグーなり始めたら成長ホルモン分泌のサインです。

成長ホルモンは年齢を重ねるたびに分泌量が減ります。ファスティングでは意図的にこのホルモンを分泌させるわけですね。

成長ホルモンというぐらいですから、体にとって良いことが色々起こります。

・肌がキレイになる

・骨が丈夫になる

・筋力がアップする

・糖尿病、心臓病のリスクが低下する

・認知症の予防

などの効果があります。

ファスティングを始めて2日目になると、集中力が増したり、日中の眠気を感じなくなったりする方が多いです。これは認知機能が向上していることが関係しています。

寝つきや睡眠の質も上がるので良いことづくめですね。

傷ついた細胞の修復が始まる

遺伝子

断食を始めて12時間が経つと、サーチュイン遺伝子というものが活性化します。

この遺伝子が活性化すると、傷ついた遺伝子を修復してくれるので老化やガンの予防になると言われています。

シミやシワの改善、ストレスや疲労改善にもつながるので良いとこづくしです。

ファスティング中は、12時間後以降、ずっとサーチュイン遺伝子が働き続けるわけですから、体がどんどん回復し続けるんですね。

まとめ

このようにファスティング1〜2日目だけでも、体に色々な変化が起きているのが分かっていただけたかと思います。

・糖質をエネルギーに変えて、次に脂肪燃焼が始まる
・成長ホルモンが分泌される
・サーチュイン遺伝子が体を回復させる

まとめるとこんな感じです。ダイエットはもちろん、健康寿命を伸ばしたい方にもファスティングはオススメです。

ファスティング後の、体がスッキリしたあの感覚を体験するとやめられなくなるかも!?

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